手を科学する〜手を読む技術

044
人の心理にフォーカスした手相学の研究をし「HASTA手相」と命名しました。
このサイトでは、「手」と「脳・意識」に関する実例などをご紹介するとともに、
それを人間関係、特に子育てに活用していただける方法を発信しています。

「手」を科学する
手相の歴史は古く、紀元前2500年ごろ発祥したとも言われています。
「手相」は英語表記で「キロソフィー」
「キロ」はギリシャ語の「手」、「ソフィー」は哲学を意味する接尾語です。
つまり手相とは「手の哲学」という事になります。
中世以前は、「心理学」という分野が特になく、「哲学」の一部とされていました。
そう考えると「手相学」とは今で言う「心理学」として扱われていたということが推察されます。
手相の歴史的背景を調べていくと、「学識者(大学教授や哲学者)が手相を勉強していた」という記述があります。
手相は、現在一般的に知られている「手相占い」ではなく「心理を読む手段」として研究された学問の一分野であったようです。
m201012060100
手と脳は繋がっている
「手は外部の脳である」18世紀の哲学者カントの言葉と多くの書物に紹介されています。
また、指を動かすと脳が活性化すると医学的にも証明されているようで、子ども教育や老人のボケ防止などに指の体操が使われているのも事実です。
京都大学名誉教授:久保田競先生の著書「手と脳」には、このような記述があります。
——————————————————————————————–
【引用】
私たちが「手を自由に操れる」のは、神経が手と脳の仲立ちをしていて、脳が外部環境情報を受け入れ指令を出し、筋肉を収縮させるからである。
手が巧く使えるのは、脳を巧く使えるからで、脳にはその為の構造がある。
——————————————————————————————–
人の手の構造を解剖学的に見ると、手のひらには毛が生えておらず、皮膚隆線(掌紋と指紋を含む)が出来ています。
これがいわゆる「手相」です。
手と脳が繋がっているということが正しいとすれば、手の特徴や指の状態、手相と脳に関係性があると考えるのは無理がない発想だと思いませんか?
どうして、手相になると、単なる未来予知の占いと見なされてしまうのでしょう?
手の動きと行動心理
手の出し方、動きなどから、初対面の人の心理を読むコミュニケーション法があります。
William G. Benham著「Laws of Scientific Hand Reading」によると手は外部と脳を繋ぐ媒体であり、脳からの指令が手を動かしていると記されています。
手そのものの動きが心理を表しているとするならば、ひとり一人違う掌の紋様(手相)も人の心理を知る大きな情報源と言えるのではないでしょうか?
指紋は一生変わりません
指先には神経が集中しており、身体の部位でも最も敏感な箇所と言われています。つまり、脳神経と直結していて、脳からの指令を最も反映している部位だと考えています。
指紋は人それぞれ固有のもの。親子、兄弟、双子でさえ違っています。
そして、一生変わらないとされている為、個人認証で幅広く活用されています。
ならば、そこにその人の生まれ持った根本的な個性が現れていると考えるのは不思議ではないのではないでしょうか?
手相は意識が作る
手相家として、多くの人の手を拝見してきた経験から、手相は変化すると言う事は確信を持って申し上げる事が出来ます。
手相は単なるシワではありません。手を曲げたり動かさなくても、くっきりと出てきます。
これは、物理的にできると言う事ではないと言う事の証明です。
手相や手に現れる現象を変化させるのは、人の「意識」です。
早い方では、たった1ヶ月で手相を変えてしまった人もいますし、指の曲がり具合を変えてしまった方もいます。また、成長過程の小さなお子さんの手の変化は顕著です。
つまり、手相を含め、手の状態を紐解くと、その人の意識(マインド)の状態を知る事ができ、そこから心の成長を探る事ができるのです。